社会恐怖の情報
社会恐怖を持つ者は、恐れている社会的状況または行為状況では、恥ずかしい思い
をすることを心配し、自分が不安を感じ、弱々しい、“気が狂っている”、またはばか
であると他人に判断されることを恐れている。彼らは、自分の手や声が震えているこ
とを他人が気付くのではないかと心配して、人前で話すのを恐がることがある。また、
自分がはっきりした話し方ができないように見えるという恐怖のために、他人と会話
をかわす時に非常に強い不安を感じることもある。社会恐怖を持つ者は、恐れている
社会的状況では、ほとんどいつも不安症状(例:動悸、振戦、発汗、胃腸の不快感、
下痢、緊張、紅潮、混乱)を経験している。
社会恐怖の病因には、遺伝的な要因が関与している可能性や神経伝達物質であるド
ーパミンやアドレナリンが関与している等、生物学的要因の関与の可能性が近年の研
究から提唱されている。一方で、養育環境や状況の影響が関与していることも従来か
ら指摘されており、おそらくは両者が関与している場合が多いと考えられている。
有病率についてみると、生涯有病率は 3.13%と報告されているが、6ヵ月有病率
は 2.3%とされている。社会恐怖とは診断されないが、人前で行動したり話したりす
ることに恐怖を感じている人は、社会恐怖と診断される人の数倍以上存在していると
の報告がある。
治療としては、精神療法と薬物療法のどちらか、もしくは両者が行われており、適
切に行われればどれも有効性が認められている。一般にベンゾジアゼピン系薬剤など
の穏和精神安定剤は速効性があり、社会恐怖になりそうな状況が予期される直前の服
用でも効果が認められる。また、このような薬剤の服用による恐怖の脱感作療法へと
つなげることも可能である。精神療法として種々の集団療法が用いられ有効性が認め
られている.
- 対人恐怖症
- 対人恐怖症を克服する前に、まずは自分がどんな対人恐怖症かをチェックしてみましょう。対人恐怖症にも様々な種類があるので、自分がどの恐怖症なのかを知ることで対処法も変わってきます。大丈夫です。対人恐怖症は治る病気です。しっかりと知識を付けて対人恐怖症を克服しましょう。
- ⇒ 対人恐怖症